就労継続支援A型のホームページで「見学・体験申し込み」を増やすための設計術

就労継続支援A型の事業所を運営されていて、こんなお悩みはありませんか?

「ホームページはあるのに、見学の問い合わせがなかなか来ない」
「SNSも更新しているのに、利用したいという方が増えない」

がんばって発信しているのに結果につながらないと、少し心が折れそうになりますよね。でも、ホームページの見せ方を少し整えるだけで、変わることがたくさんあります。
この記事では、見学や体験のお申し込みを増やすためのポイントをお伝えします。

ご本人やご家族が、まず知りたいこと

A型の事業所を探している方が、ホームページで最初に確かめたいのは、この4つです。

最初に知りたい4つのこと

  1. どんなお仕事か具体的な作業の内容
  2. お給料はいくらか雇用契約があるA型ならではの安心
  3. 雰囲気やスタッフやさしそうな人たちかな
  4. 自分にもできそうか通うための条件など

特にお給料は、A型ならではの大切なポイントです。雇用契約を結んで、最低賃金以上のお給料を受け取れることを、わかりやすい場所に書いておきましょう。

利用を考えている方は、いくつかの事業所のホームページを見比べています。お給料が書かれていない、写真がない、問い合わせ先が見つからない…となると、不安になってほかの事業所へ移ってしまうこともあります。

「ここで働いてみたい」と思ってもらえるページ

スタッフの紹介

名前とひとことメッセージ、顔写真があるだけで、「相談しやすそう」と感じてもらいやすくなります。

一日の流れ

「9:30 出勤 → 10:00 作業開始 → 12:00 お昼休み → …」のように、一日の流れがわかると、見学の前の不安がぐっと減ります。

通っている方の声

ご本人の了承をいただいたうえで、「最初は不安でしたが、スタッフさんがていねいに教えてくれました」のような声を載せると、とても心強いものになります。

利用する方と、お仕事を頼む企業、それぞれの入口を

A型の事業所には、「通う方」と「お仕事を依頼してくれる企業」という、2つの大切な相手がいます。トップページで「利用をお考えの方へ」「お仕事のご依頼はこちら」と入口を分けておくと、どちらの方も迷わずに知りたい情報にたどり着けます。

  • 利用をお考えの方へ:お給料、作業の内容、雰囲気、通うためのサポート
  • 企業の方へ:できるお仕事、品質、対応できる量や納期、これまでの実績

見学のお申し込みを、もっと気軽に

「お問い合わせ」より「見学」のほうが声をかけやすい

「お問い合わせ」という言葉は、「何を聞けばいいんだろう」と少し身構えてしまうことがあります。「まずは見学・体験だけでも大丈夫です」と添えるだけで、ずっと声をかけやすくなります。

フォームは、できるだけシンプルに

入力する項目が多いと、途中でやめてしまう方もいます。見学のお申し込みなら、これだけで十分です。

  • お名前
  • 電話番号かメールアドレス
  • 見学のご希望日(第1・第2希望)
  • ひとこと(自由に)

くわしいことは、見学のときにうかがえば大丈夫です。

お申し込みのボタンは、いくつかの場所に

ホームページを最後まで読む方ばかりではありません。「ここ、いいかも」と思ったときにすぐ押せるように、各ページの最後やメニューの中、スマホの画面下などにボタンを置いておきましょう。

お仕事の様子やお給料は、具体的に

写真は、その事業所らしいものを

素材サイトの写真だけだと、どこも同じような印象になってしまいます。スマホで撮った写真で十分なので、実際の様子を載せてみてください。

  • 作業をしている手元や、現場の様子
  • できあがった製品や成果物
  • スタッフさんの笑顔
  • 休憩スペースや、きれいな作業場

お給料は、数字で伝える

「お給料は面談でご案内します」だけだと、どうしても不安が残ります。「月額 平均〇〇円〜〇〇円(令和〇年度実績)」のように、書ける範囲で載せておくと安心してもらえます。

見学や体験に来た方の声

「最初はドキドキしていましたが、スタッフさんがやさしく案内してくれて、午後には作業を体験できました」のような声は、これから見学を考えている方の背中を、そっと押してくれます。お名前を出さなくても大丈夫です。

おわりに

A型事業所のホームページで大切なのは、次の4つです。

  • お給料・作業の内容・雰囲気を、最初に見えるところに
  • 利用する方と企業の方、それぞれの入口を分ける
  • 「見学だけでも」の気軽なお申し込みボタンを、いくつかの場所に
  • 現場の写真や数字、体験した方の声で、ありのままを伝える

ホームページは、少しずつ手を入れることで、問い合わせにつながる大切な財産になっていきます。
「今のホームページを見直したい」「新しく作りたい」、どちらのご相談も気軽にお声がけくださいね。

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