「ホームページは作ったのに、なかなか問い合わせが来なくて…」
「Googleで検索しても、うちの施設が出てこないんです」
放課後等デイサービスや児童発達支援の施設の方から、こんなお声をよくいただきます。
わたし自身、娘たちが療育に通っていて、保護者として施設を探した経験があります。そのときに感じたのは、「どの施設も素敵なのに、違いがよくわからない」ということでした。
この記事では、そんな保護者の目線から、問い合わせにつながるホームページのポイントをお伝えします。
問い合わせが来ない、よくある3つの理由
施設の「らしさ」が伝わっていない
「明るく温かい雰囲気の施設です」という言葉は、とても素敵です。でも、保護者から見ると、どの施設も同じように見えてしまうことがあります。
わたしが施設を探したときも、運動の支援が得意なのか、ことばの支援に力を入れているのか、どんな関わり方をしてくれるのかがわからず、とても迷いました。具体的な支援の内容が書かれていると、「うちの子に合いそう」と思い描きやすくなります。
「相談していいのかな」とためらってしまう
問い合わせのボタンはあっても、保護者は「こんなこと聞いていいのかな」「まだ診断も出ていないし…」とためらいがちです。その気持ちをそっと後押しするひとことがあると、ぐっと声をかけやすくなります。
検索で見つけてもらえていない
「鹿児島市 療育」「〇〇町 放課後等デイサービス」で検索したとき、施設のホームページは出てきますか?地名とサービス名がページに書かれていないと、保護者の目に届きにくくなってしまいます。
保護者が知りたいのは、この3つです
保護者が知りたい3つのこと
- うちの子に合うかどんな支援が得意で、どんな子が通っているか
- どんな場所か安全で、楽しく過ごせそうか
- 今、空きはあるか見学までの流れも知りたい
問い合わせにつながる5つのポイント
1. スタッフの紹介を充実させる
療育は、人への信頼があってこそです。スタッフ一人ひとりの写真や資格、ひとことメッセージを載せてみてください。「言語聴覚士が在籍しています」「保育士として10年の経験があります」といった情報は、保護者にとって大きな安心になります。
2. ふだんの様子を、続けて発信する
活動の写真やブログは、施設の雰囲気をいちばん自然に伝えてくれます。スマホで撮った写真と短いコメントで十分です。続けることを大切にしてみてください。
3. 空き状況を書いておく
「現在、〇曜日に空きがあります」のように書いてあると、保護者は問い合わせのタイミングをつかみやすくなります。こまめな更新が難しい場合は、「最新の空き状況はお電話でお伝えしています」と添えるだけでも違います。
4. 支援の特色を、具体的に書く
「感覚統合を取り入れたプログラム」「一人ひとりの支援計画に沿った療育」など、どんな関わり方をしているのかを書いてみてください。「診断がなくてもご相談いただけます」と書いておくのも、保護者にとってはとても心強いです。
5. 問い合わせの入口をいくつか用意する
電話やメールに加えて、LINEでも相談できると、お仕事をしている保護者や、電話が苦手な方も声をかけやすくなります。「見学だけでも大丈夫です」「相談だけでも歓迎です」のひとことがあると、ハードルがぐっと下がります。
今日からできる改善のステップ
大がかりなリニューアルをしなくても、できることがあります。
少しずつ進める改善ステップ
- STEP 1スマホで見てみる文字の大きさや、電話ボタンの押しやすさを確認
- STEP 2スタッフの紹介を足す笑顔の写真と、大切にしていることをひとこと
- STEP 3月に1回、様子を発信季節の行事や、ふだんのプログラムを写真つきで
あわせて、ページのタイトルや見出しに「鹿児島市 療育」など地名を入れたり、Googleマップの情報を整えたりすると、地域で見つけてもらいやすくなります。
おわりに
療育施設のホームページで大切なのは、おしゃれなデザインよりも、保護者が知りたいことをていねいに届けることです。スタッフの顔、ふだんの様子、空き状況、支援の特色。ひとつずつ整えていくことで、「ここに相談してみよう」と思ってもらえるホームページに育っていきます。
わたしも保護者として、「こんなホームページがあったら、もっと早く相談できたのに」と感じたことがあります。だからこそ、施設の想いが保護者にまっすぐ届くホームページづくりを、一緒にお手伝いできたらうれしいです。
「今のホームページをどう直せばいいかわからない」「これから作りたい」など、どんな段階でも気軽にご相談くださいね。
