「Instagramって、若い人向けのものでしょう?」
「うちには、写真映えするようなものがなくて…」
介護施設のスタッフさんから、こんなお声をよく聞きます。
でも実は、毎日の何気ない様子こそ、見てくれる人にいちばん伝わるものなんです。
この記事では、「SNSを始めてみたいけれど、何からすればいいのかな」と感じている施設長さんや広報担当の方に向けて、無理なく続けられる発信の始め方をまとめました。
Instagramを始めると、こんなことが変わります
働きたい人に、職場の雰囲気が伝わる
求人票だけでは、職場の空気まではなかなか伝わりません。スタッフの表情やイベントの様子が見えると、「ここなら楽しく働けそう」と感じてもらいやすくなります。
ご家族が「安心できる施設」を見つける入口になる
入居や通所を考えているご家族も、Instagramで施設を探しています。「#デイサービス」「#鹿児島市」などのハッシュタグから、たまたま見つけてもらえることもあります。日常の様子が見えると、見学の問い合わせもしやすくなりますよね。
続けることが「信頼」になる
投稿が続いていると、「元気に活動している施設なんだな」と安心してもらえます。毎日の投稿は、そのまま施設の歩みの記録にもなります。
投稿のネタは、毎日の中にたくさんあります
「何を投稿すればいいのかわからない」という方も、特別なことをする必要はありません。たとえば、こんなことから始めてみてください。
投稿ネタの例
- スタッフの紹介名前と好きなこと、お仕事のやりがいをひとこと
- 季節の行事やレクリエーション七夕やお月見、クリスマス会など
- 手づくりの作品折り紙や塗り絵、生け花など
- 今日のお昼ごはん手づくりの温かさが伝わります
- お庭や季節のお花鹿児島の季節を感じる一枚を
- 介護のちょっとしたお役立ち情報転倒予防の体操や、熱中症対策など
- 地域とのつながり夏祭りへの参加や、ボランティアさんの様子
利用者さんやご家族が写る写真は、必ず事前に同意をいただいてから載せてくださいね。顔を出すのが難しいときは、手元や後ろ姿、作品のアップだけでも、十分に温かさが伝わります。
無理なく続けるための、ちょっとした工夫
Instagramでいちばん大切なのは、続けることです。とはいえ、毎日のお仕事の合間に投稿するのは大変ですよね。最初に少しだけ「仕組み」を決めておくと、ぐっと楽になります。
週2〜3回からで大丈夫
毎日投稿しなくても大丈夫です。週2〜3回でも、3か月続ければ30投稿ほどになります。
担当の方を1人決めておく
「みんなでやろう」にすると、つい後回しになりがちです。投稿する人を1人決めて、写真はほかのスタッフさんにも協力してもらう形がおすすめです。
文章のひな形を作っておく
毎回ゼロから考えると疲れてしまいます。たとえば、こんなひな形があると便利です。
レクリエーションの投稿のひな形
- 今日は〇〇を楽しみましたみなさん笑顔いっぱいで、スタッフも元気をもらいました。
- 来週は〇〇を予定していますお楽しみに!
- ハッシュタグ#デイサービス #介護 #鹿児島 #〇〇市 #レクリエーション
ハッシュタグも、施設名や地域、サービスの種類など10個前後をメモしておいて、毎回コピーするだけにしておくと楽ですよ。
月に1回、ざっくり予定を立てる
翌月の行事を見ながら、「この日に写真を撮ろう」と決めておくだけで、撮り忘れがぐっと減ります。
Instagramからホームページへつなげる
Instagramは、施設を「知ってもらう」入口です。見学や問い合わせにつなげるには、ホームページとの連携が大切になります。
- プロフィールにホームページのURLを載せる:投稿に「詳しくはプロフィールのリンクから」と添えると、見に来てもらいやすくなります
- ストーリーズにリンクを貼る:「見学のご予約はこちら」と、ときどき案内してみましょう
- 投稿とページを結びつける:スタッフ紹介の投稿なら採用ページへ、お食事の投稿ならサービス紹介のページへ
- ホームページにInstagramの投稿を表示する:ホームページを見た人が、フォローしてくれるきっかけになります
おわりに
Instagramは、特別な機材もデザインの知識もなくて大丈夫です。日常のひとコマをスマホで撮って、少しずつ積み重ねていくだけ。それが、働きたい人やご家族の安心につながっていきます。
まずは週2回、小さく始めてみてくださいね。
「アカウントの作り方からわからない」「ホームページとどうつなげたらいいの?」という段階でも大丈夫です。どうぞ気軽にご相談ください。
